中学受験 のんびり息子 苦手な理科が得意科目になった勉強法

中学受験

中学受験の勉強を始めようと、公文式から進学塾に変わり、一番の壁が理科でした。

公文では国語と算数しか学習しておらず、塾のテキストはお手上げ状態。(入ったクラスが特進クラスだったからかもしれませんが)
とにかく毎週土曜日に行われる確認テストの範囲に間に合わせるのに必死。しかも息子は色々時間がかかるのんびりタイプ。。。
あの手、この手で頑張って、苦手教科からやや得意教科になるまで、やって良かったと思うことを紹介します。

便利だったYouTube

「中学受験のrestart」・・・算数もあります。先生の説明がものすごく分かりやすいです。
「サイエンス・ラボ」・・・名古屋に理科の教室を運営している、倉橋先生の実験教室。理科の実験などが多く、テキストだけでは分かりにくところが、この動画を見るとしっかりと分かります。

物理勉強法

テコ、滑車、バネ、電磁石などがとにかく苦手で、原理原則が理解できるまではかなり苦戦しました。特に塾のテキストを読んだだけではイメージがわかなかったようで、YouTube動画と挿絵がたくさん入ったテキストがかなり役立ちました。
物理は、一度理解できると比較的点数が取りやすい単元になると思います。

<やったこと>
①YouTubeを見ながら学習
上の倉橋先生の動画についているプリントを解く⇨解説を見る⇨やり直しをする。
この時点で、基本の基本は理解できるようになりました。
②塾のテキストを解く→やり直しまで
(理解できなければ③へ)
③シグマベストの「受験理科の裏技テクニック」を読んで確認チェック問題を解く。
④再度塾のテキストの演習問題に取り組む。
これでかなりテスト範囲はカバーできました。
それでも分からない場合は塾の先生に質問して解決していました。
また、ピンポイントで分からないときは「中学受験のrestart」の動画も利用しました。

化学勉強法

化学は暗記するべきことが多いですが、まずは現象の理解を優先しました。その後暗記をきっちり抑えました。
水溶液の中和反応などは自分で図を描いて、変化をイメージしやすくしました。
図が描けるようになったら、条件を整える練習を重ねました。
計算は一回では終わらないので必ず式は残すように。どこで間違えたかを見つけるのも勉強になりました。

<やったこと>
①YouTubeを見ながら学習
YouTubeで実験動画を見ました。テキストだけで理解するのとは違い、実験動画を見ると、とても納得できるようです。
②暗記が必要な場合は暗記を(水溶液の性質、実験器具の使い方など)
塾のプリントを使ったり、消えるマーカーと下敷きを使ったりしました。
③塾のテキストを解く→やり直しまで
④理解できないものは図を描く練習
塾のテキストで分からない問題は図を描いて。何度も図を描いて理解したら、演習問題を多数こなしました。図を描いて理解するのになかなか時間がかかりましたが、理解せずになんとなく演習問題をこなしていると、やはりテストではミスをしていました。時間はかかりますが、しっかり基本を理解してからはミスをすることがかなり減り、ミスをしてもどこで間違えたのかが、しっかりと分かるようになりました。
自分が描いたリントは必ず保存しておきました。また次に出て来た時に、前の自分の手書きプリントを見ると、思い出すスピードが格段に早かったです)

グラフの読み取りから計算をするような問題が苦手だったので、また別途テキストを使用しました。

生物、地学勉強法

暗記が得意な息子は生物、地学は比較的得意な単元でした。テキストを読んで、演習問題を繰り返すことで基本的には得点を取れましたが、苦手な太陽と月の動きなどの天体の問題は、youtube動画で理解しました。

<やったこと>
①塾のテキストを読んで覚える→演習問題を解く
②なかなか覚えられない場合は「くらべてわかるできる子図鑑」を読んで、ポイントをまとめる。
③天体や地形など実際に見えにくいものはYoutubeを見て理解。

※「比べてわかるできる子図鑑」は絵がカラーで大きく、混乱しやすい植物の違いなどを「くらべるポイント」として載せていてくれたり、生物もうまく分類してくれているので、基礎を抑えるのにはとても便利なテキストでした。

 

良いと思ったテキスト

物理
ものすごく説明が分かりやすい。確認チェック問題も易しいものが多く、解説もしっかりあります。


化学
グラフ問題が苦手だったので、ピンポイントで使用しました。

生物、地学
図鑑と言うだけあって絵が豊富。混乱しやすい植物などもチャートで表されていて、覚えやすい。入試に出る度が星の数で表されているので、最低限覚えなければいけない物を優先させることができる


その他全般的に役に立ったテキスト・参考書
他のテキストにピンと来る説明が載っていない時、参考書として使っていました。解説も分かりやすかったです。

苦手な単元はこの問題集を使いました。抑えるべき基本の問題が載っています。
左に解説、理解したら右ページの演習問題を解くような構成になっていました。
この1冊を解けるようになるだけで基本的な力はつくと思います。

良い問題集だと思います。小5くらいからコツコツと続けていけば力になると思い、購入しましたが、そこまでこなす余裕がなく、ほとんど使わずに終わってしまいました。(塾で似たようなテキストをもらった為、そちらを使用)
問題のすぐ横に赤字で答が書いてあり、下敷きで隠しながら解いていく感じです。

まとめ

のんびり息子を見ていると、全然テキストが進んでいない。。。と焦ることが多々ありました。週末に予習をしなければ、塾の授業を聞いてからでは次のテストに間に合わなかったので、予習の段階でYouTube動画と基本テキストをかなり利用しました。
すぐに演習問題に取り掛かり、(多分公文のくせ?)間違えたらやり直す。という方法だと、インプットがしっかりとされていないので、その問題は解けるけれど、少しひねられるとすぐに間違えてしまうことがよくありました。
時間はかかりましたが、動画、基本の問題の徹底を繰り返し行ってからは必ず取らなければならない問題は、確実に取れるようになっていきました。

苦手な理科の勉強法を長々と書きましたが、ある程度割り切りも必要だと思います。他の科目の勉強も必要なので、最初は後半の応用問題は捨てて、市販の基本のテキストだけを完全にマスターするようにしました。その時の偏差値は下がってしまいましたが、後々上がっていったので、どこの問題までを解けるようにするべきか、を考えることも必要だと思いました。

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