中学受験 大手進学塾を辞めた後

子育て

息子が中学受験の為、大手集団塾に小5の夏休みから小6の始め頃まで通ったものの退塾。その後どうする? 以前の記事はこちら→ 中学受験 大手進学塾を辞めた理由

1️⃣  大手集団塾のクラスを辞めてからやったこと
  1. 大手集団塾のテスト生になる
    通常のクラスには参加せず、土曜日の模試だけ参加しました。
    大手塾の先生からは教わらないけど、テストはみんなと受けます。
    ⇨テスト生になるメリット
  2. 集団塾で配布される小テストやプリントはメールでもらい、カリキュラム通りに行う
    週一度のテストの為に集団塾のカリキュラムをもらい、そのカリキュラムに沿って、購入したテキストを使いながら家庭で学習します。
  3. 集団塾のテキストを解いて、分からないところがあれば、週に2回個別指導塾で先生に教えてもらう
    集団塾の他の子達と同じカリキュラムを家庭学習➕個別指導で行いました。
    自宅を問題を解いて、分からないところは個別指導の先生に教わりました。
大手集団塾を辞めたいと申し出た際、塾の担任の先生が親身になって相談に乗ってくれました。
中学受験するなら、絶対にテストは受けた方がいいですとアドバイスをもらいました。

テスト生になるメリット

  1. 週に1度のテストで自分の立ち位置がわかる
  2. テストを受けに来ることで、緊張感が保てる(たくさんの生徒と机を並べてテストを受けることで本番の試験に慣れる)
  3. 大手集団塾のカリキュラムは本番の試験に向けてしっかり組まれているので、その進度について行けば本番までに全ての単元を終えることができる
  4. テキストはこの辺りの中学の問題をしっかり研究して作っているので、市販のテキストよりも実践的であり、テスト生であるとそれが購入できる
先生の説明は確かに納得できるものでした。
個別指導は親切丁寧に分からないところを教えてもらえるが、個人のペースに合わせていては、本番の試験までに範囲が終わらない。
と言うことで、私たちは週に1度の土曜日のテストだけ、電車に乗って集団塾に受けに行き、平日の2日は近所の個別指導塾へ通うことにしました。

これが息子には非常に合いました。

2️⃣  辞めたことによるメリット

週に2回の通塾時間がなくなった
大手集団塾にはドアツードアで片道45分ほどかかります。(電車通塾の為)
往復で90分。
平日、学校から帰ってから通塾だけに90分と言う時間を取られてしまっていたので、この時間を勉強や、遊びに使うことができました。

生活リズムが元に戻った
集団塾に通っている時は帰宅時間が遅く、生活リズムが崩れてしまいました。元々どちらかと言えば朝方生活だったのが、夜型になり、日々眠そうに、集中力を欠いていました。
しかし個別指導だと、自分の生活スタイルに合わせてもらえるので、夕方7時頃には帰宅することができるようになり、睡眠時間をしっかり確保できるようになりました。

分からないことがしっかり消化できるようになった
集団塾では分からないところがあっても、どんどん進んでいくので、消化不良のような状態になってしまいました。(先生にも聞けない状態)
個別塾に移ったことで、しっかり理解してから次に進むことができるようになりました。

3️⃣  辞めたことによるデメリット
◆全ての範囲が終わらないことがある
個別指導だと分からないところがあると、そこに時間がかかりすぎて、全ての範囲が終わらないことがありました。
集団塾は必ず範囲は網羅して説明してくれるし、特に重要な問題などはしっかりと時間をかけて教えてくれるので、テスト範囲まで終わらないということがありませんでした。
しかし、個別指導だと本人の理解のスピードに合わせるので、やはりスピード感が若干落ちてしまいます。

講師がアルバイトであることが多い
講師が大学生アルバイトだと、先を見通した指導は望めません。
これは先生にもよると思いますが、やはり、アルバイトと、プロとして選抜された大手塾の先生ではレベルの違いは否めません。
息子の講師は大学生アルバイトだったので、分からないところは教えてはくれますが、それ以上のことはしてもらえないので、親がしっかりとリードしていく必要がありました。

しかし、週一回のテスト生になり、息子の体力、気力ともに回復し、元気になりました。とにかく解法を覚えてでも、次のテストに間に合わせなければ!と言う、最悪な状態ではなくなったので、ホッとしました。
ただ、テスト生は基本的にクラスの所属が中堅校クラスになってしまったので、最初に入った特進クラスのテストは受けることができなくなってしまいました。(有料では可能)

その集団塾ではテスト生はカリキュラムもテキストも中堅クラスに合わせることになっていました。
特進クラスのテキストを買い、カリキュラムをもらうことは可能ですが、個別では厳しい。中途半端になるくらいなら、中堅テキストをしっかり固めた方が良いという理由からです。
特進クラスのテキストは、どの問題も難しいので、個別の先生と一緒にやっているとかなり時間がかかり、消化するためには料金が莫大になってしまうからです。

我が家は「何がなんでも〇〇中!!」と言う目標は持っていなかったので、テスト生としてある程度集団塾に引っ張ってもらいながら、分からないところを個別指導で潰していくスタイルは、のんびり息子には負担が少なく合っていたと思います。
料金も抑えることができました。

ただ、絶対に偏差値の高い名門校に行きたい!と言う人はこのやり方はかなり厳しいかもしれません。大手集団塾に通わずに、偏差値70以上の進学校を志望するなら、親がかなり手をかけてあげられるか、個別指導塾にお金をかけることができる人、もしくは本当に地頭の良い子に限られるのではないかと思いました。

塾を変えたことで息子も元気を取り戻し、受験勉強を気持ち新たに続けていくことができるようになりましたが、受験を通して、やっておけば良かったな。こうすれば良かったのかな。と後悔していることもいくつかあります。
次回はやって良かったこと。
やっておけば良かったと後悔したこと。
について書きたいと思います。
次回はこちら↓
のんびり、マイペース息子 中学受験 やって良かったこと 後悔したこと

 

 

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